商品紹介

レーヨン１６打（唐打）

組紐の中でも八ツ打（江戸打）と並んで代表的な商品です。

レーヨン単糸を合糸した糸（太さはこの本数によって決まります）を１６本合わせにして組み合わせた組み紐です。

四ツ打・八ツ打に比べて目が細かく、凹凸のない組目に仕上がっています。

紐の中心は空洞になり、柔らかい風合いになっています。

寺社仏閣などの結びにも多く用いられています。

レーヨン素材は和風の色出しの傾向があるので、和雑貨やメニュー紐、表面の高級感のある光沢があり、正絹組紐に近い雰囲気が出ます。

太さは約1～2.5ミリ（細唐打・中唐打・太唐打・特太唐打）があります。

（他呼称：人五約1.2㎜・人八約1.8㎜とも呼ばれています）

色数は太さによって異なりますが、一番多い色数で26色の色展開がございます。

★色落ちの心配もございますのでご留意下さい。

★レーヨン素材はヒートカットできません。

色見本はＰＨＯＴＯ１に掲載させていただいております。

原反そのままだけでなく、カットや結びの加工などもご相談承ります。

お見積りもお気軽にお申し付けください。

お電話もしくは問い合わせフォーム、メールにて承ります。

レーヨン (rayon) とは・・・絹に似せて作った再生繊維であり、昔は人絹（じんけん、人造絹糸）、ステープル・ファイバーからスフとも呼ばれています。レーヨンは光線（英：ray）と綿 (英：cotton) を組み合わせた言葉であります。

レーヨン素材の特性として、肌触りがなめらかで、素材の吸湿、放湿性が良好、光沢が絹のようにあり美しく、発色性がよくよく染まります（色落ちは並染だと落ちやすい）。外からの熱に強く（燃えにくい）静電気を起こしにくい。環境問題で焼却した場合でも有害物質の発生がほとんど出ない素材です。着用地に擦れると白色化しやすく、濡れると強度が1/3に低下してしまいます。また水染みができやすく洗濯で縮みやすいデメリットもあります。